BUSINESS
事業案内
1992年の創業以来、千葉県で養豚業を営み続けてきた私どもジェリービーンズでは、豚肉の生産・加工・販売を一貫して手掛ける「総合養豚事業」を通して、食の安定供給に貢献を果たしてきました。現在、県内3か所の自社農場で、独自のブランド豚「元気豚」を常時約2万頭飼育しています。成長ステージに合わせて柔軟に餌を変え、豚のストレスを減らすために兄弟だけで育てるといった手間暇をかけて育成するとともに、血統にも徹底してこだわることで、通常の豚の1.4倍の脂(サシ)が入り、柔らかい食感とたっぷりの旨味を実現。首都圏を中心とするスーパーや百貨店に卸しているほか、直営店やインターネット通販でも人気を博すに至っています。
理念として掲げるのは「安全・安心・美味しさ、そして未来への挑戦」。安全・安心を第一に掲げていることから、全農場で農場HACCP認証、工場では食品安全にかかわるISO22000を取得するなど、徹底的にリスク管理して安全を実現しています。また、IoTなども積極的に活用し、時代に合わせた効果的な育成手法も果敢に構築しています。さらに地域との繋がりも大事にしており、たい肥・液肥などは地域の農家に無償提供するほか、地域イベントへの参加、食育活動などを通して、町で唯一の養豚企業としての責務を果たそうとしています。
養豚業界の担い手が不足し、海外の豚肉の輸入が進んでいる今、食料自給率を挙げていくには、私どもの役割はますます大きくなると感じています。直近ではさらなる発展を目指して「2025年計画」を立案し、同年までに母豚の数を1000頭増やし、現在の倍となる年間8万2000~3000頭の出荷をめざしています。そのために2021年春には新豚舎を開設すると同時に、海外品種を自分たちの手で改良する試みもスタート。これからも私たちは豚肉の新しい可能性を切り拓き続けます。